Amazonで商品を販売していると、主に中国人セラーに画像や商品説明文などを、丸パクりされてしまうことがあります。
一生懸命考え、そしてお金を払って作った画像を勝手に盗用されると腹が立ちますよね。
しかし、適切に対処することによって、確実に排除することが可能です。
本記事でその対処法を説明していきますので、ご安心ください!
盗用された商品画像を削除してもらう方法①【確率100%】
画像や説明文などを盗用された際に、Amazonテクニカルサポートに問い合わせをしても部署が違うなどと言われて対応してくれません。
従って、適切な部署に問い合わせる必要があります。
盗用された商品画像を確実に削除してもらう方法は、amazon brand registryの権利侵害対策ツールを使用する方法です。
この方法では、
- 商標登録
- Amazonブランド登録
が必須となります。
商標登録およびAmazonブランド登録の方法は、以下の記事を参考にしてください。
Amazonブランド登録は、相乗り出品者の排除やスポンサーブランド広告の利用など、他にもメリットがあるので、早めにしておくことをオススメします。
手順① amazon brand registryへサインイン
権利侵害の申告を行うためには、Amazonセラーセントラルではなく、Amazonブランドレジストリーから行う必要があります。
そのため、まずはAmazonブランドレジストリーにサインインします。
手順② 権利侵害の申告
amazon brand registryトップページより、「権利侵害の申告」へと進みます。
手順③ 権利侵害を申告する商品を検索して選択
まずは画像などが盗用されている商品を選択します。
商品名、ASINなどから検索することができます。
手順④ ASIN、画像、出品情報の選択
権利を侵害していると思われるASIN、画像、出品情報の中から1つ以上を選択します。
画像だけパクられている場合は対象となる画像だけを選択すればいいですが、商品に自分の商標が使われているなどの場合はASIN自体を選択します。
手順⑤ 侵害されたとする権利の種類の選択
商標権もしくは著作権から、侵害されている権利の種類を選択します。
画像だけの場合は「著作権」、商標も使われている場合は「商標権」を選択します。
手順⑥ 該当する申告内容の選択
該当する権利侵害の内容を選択、および記述します。
申告内容を分かりやすくするためにも、できるだけ詳細に記述するようにしてください。
手順⑦ 同意して送信
問い合わせ先情報を記載し、「送信」ボタンを押します。
これにて完了です。
早ければ数日ほどで対応してくれます。
盗用された商品画像を削除してもらう方法②【確率80%】
商標登録やAmazonブランド登録をまだ行っていない人は上記の方法で行うことができませんが、そういう方のために、確実ではないですが可能性が高い方法をご紹介します。
それは、画像を盗用している出品者に直接連絡をすることです。
上記のようにストアページの「質問する」ボタン、もしくは「カスタマーサービスの電話番号」から出品者に連絡をし、直接クレームを入れます。
ほとんどの出品者はこのようにすることで、盗用している画像などを消してくれますが、中には対応してくれない人もいるので、そういう場合は以下の方法をお試しください。
盗用された商品画像を削除してもらう方法③【確率50%】
Amazonブランド登録をしておらず、なおかつ出品者に直接連絡したのに改善されない場合は、確率はそんなに高くないですが、以下の方法を使うことで解決できる場合があります。
手順① 知的財産権の侵害を申告ページにサインイン
知的財産権の侵害を申告にアクセスし、Amazon購入アカウントにサインインします。
手順② 侵害申し立て
侵害を申し立てる内容を選択、記述します。
著作権を所有している根拠は、画像を素材から制作していてそれを(自社、あるいは外注で)編集して制作していることが示せればよいです。
素材の撮影者と制作者に宣誓書を書いてもらうといいでしょう。
画像などは添付できないので、文章とdropboxなどのURLで示す必要があります。
手順③ 連絡先を記載
ご自身の連絡先を記載します。
手順④ 補助連絡先の詳細
相手から連絡が欲しいEメールアドレスを記載し、「送信」ボタンを押します。
これにて完了です。
最後に
Amazonの商品画像をヤフオクなどの他所で使いまわされることはよくあります。
私も自分が制作した画像を画像検索してみると、中国の通販サイトで使いまわされていることが分かったこともあります。(笑)
それに関しては直接的な実害はあまりないのでまあいいかと思って放置しましたが、Amazon→Amazonの画像盗用は直接的な損失が大きいです。
そのため、本記事で説明した方法でめんどくさがらずに必ず対応するようにしてください。